施設・設備

教育研究施設の紹介

組込みシステム開発研修センター(8号館1階)

知能エレクトロニクス学科と情報通信工学科が連携し、組込みシステム開発に従事する人材育成と 組込みシステム関連の研究開発を目的とした組込みシステム開発研修センターを設立しました。
組込みソフトウェアの研修・実習や関連研究を行います。
また、応用課題として、ユビキタス情報化社会を牽引する「ロボティクス」「カーエレクトロニクス」「インタラクティブシステム」「センサネットワーク」を取り上げ、積極的に展開していきます。

学生実験室(5号館地下1階,4号館地下2階)

知能エレクトロニクス学科では、2年後期、3年前期と後期の3セメスターにわたり、学生実験を行います。
2年後期の「知能エレクトロニクス実験I」および3年前期の「知能エレクトロニクス実験II」では5号館学生実験室(5B16)を利用し、 3年後期の「知能エレクトロニクス実験III」では4号館学生実験室(4B22)を利用します。特に、実験IIIの「IC製作実験」では、集積回路の設計・製造を体験させる実践教育を行っており、大変注目を集めております。

5号館学生実験室(主に5B16教室)
学生実験の指導中

5号館の学生実験では、エレクトロニクス技術を体験し、会得することを重視した内容となっています。 例えば、実験Iの「センサの実験」では、各種のセンサの特性を測定から、測定データのグラフ化、プレゼンテーションとして発表するまでを行います。

また、実験IIの「トランジスタ増幅回路の設計・製作・測定」「電子回路シミュレーション」では、 回路設計からプリント基板製作、および特性測定までを行い、さらに製作した回路について、パソコン上でのシミュレーションにより動作確認を行います。
ハンダゴテを持って電子回路を製作した学生は、将来、ものづくりの現場で活躍してくれることでしょう。

4号館学生実験室(主に4B22教室)
実験の様子

4号館の学生実験では、システム、センシング、デバイスの3コースに関連した内容が取り入れられております。
例えば、システム系の「マイコン組込制御実験」では、8号館1階の組込みシステム開発研修センターにおいて、ルネサステクノロジ社製H8マイコン(H8/36064G)のプログラミング実習を行っております。

また、デバイス系の「半導体集積回路(IC)の設計、製造プロセスの基本技術」の実験では、4号館地下2階のCAD室、クリーンルーム、プロセス室等において、以下の項目を行います。

  1. 回路設計:回路解析シミュレーション、フォト・マスク設計・製作
  2. 半導体プロセス:酸化膜生成プロセス、拡散プロセス
  3. 微細加工設備の保守・管理:エッチング微細加工、装置の保持管理

このIC製作技術を経験した学生は、就職先に半導体製造・設計関連会社を選択するものも多く、将来に役立つ内容となっております。

教育研究設備の紹介

本学科では、研究やハイテクリサーチのための研究施設設備の充実を計っております。
その中でも、以下の測定装置は教育・研究にフル稼働し、大いに役立っております。

電界放射走査電子顕微鏡と特性X線分析装置(SEM-EDS)

電界放射走査電子顕微鏡と特性X線分析装置

極めて細くしぼられた電子ビームで試料の表面を走査し、試料から放出される2次電子、反射電子、特性X線などの強度の2次元マップを測定して試料表面の微細構造、元素分布を明らかにすることができます。

化学分析のための電子分光装置(ESCA)

化学分析のための電子分光装置(ESCA)

試料表面に単色X線を照射し、これにより放出された光電子のエネルギーを精密に測定して 試料の元素分析と元素の化学結合状態を調べることができます。

蛍光X線分析顕微鏡

蛍光X線分析顕微鏡

試料の表面を、極めて細くしぼった単色X線のビームで走査しながら試料から放出される特性X線のエネルギースペクトルを測定することによって試料表面の元素分布の2次元マップを作ることができます。

レーザーラマン分光 光度計

レーザーラマン分光 光度計

物質の表面に強力なレーザ光を照射したときに物質から放出されるラマン光のスペクトルを測定することにより半導体などの特性を評価することができます。