柴田研究室 ナノ物性応用、超伝導、半導体量子ドット、テラヘルツデバイス

柴田 憲治 准教授

柴田 憲治 准教授

学位

博士(理学)
(東北大学 2003年)

所属学会

応用物理学会,日本物理学会

受賞歴

生産技術研究奨励会顕彰(2011)

担当科目

真空・気体電子工学,知エレ実験Ⅲ

研究内容

半導体や金属などからなるナノ構造が有する物性を詳細に調べ、その特徴を巧みに応用することで高機能な電子デバイスを実現する基礎研究を行います。具体的には、人工原子とも呼ばれる量子ドットなどの半導体ナノ構造を用い、1個の電子や光子に情報機能を持たせた高機能な電子デバイスを実現する研究を推進します。

研究室紹介

電子をナノメートルサイズの小さな半導体に閉じ込めると、「人工的な原子」ができます。この「人工原子」の振る舞いを制御することで、電子を1個づつ制御するトランジスタや高効率太陽電池、新しい原理で動作する超高速コンピューターなどの次世代デバイス群を形成することができます。本研究室では、最新の微細加工技術によって作製が可能となった人工原子や分子を用いたトランジスタの作製と評価、新機能の創製に関する研究を行います。

実際の研究は、東北大学や東京大学、海外の研究・教育機関と協力しつつ、半導体の結晶成長から、微細加工によるデバイス作製、極低温・強磁場・強電界下での特性評価、研究発表、論文執筆までを行います。研究はまだ始まったばかりで苦労も多いですが、その分、成功すれば世界に発信できる大きな成果が期待できます。

学生への一言

デバイス系の研究は、結晶成長や微細加工などで、大型で高価な装置が必要となるため、外部の研究・協力機関との共同研究が多くなります。このため、外交的で活発な方が本研究室には向いていると思います。また、研究室では、物理現象について調べているので、日頃、好奇心旺盛な方も大歓迎です。

大学では、社会に出てから役に立つ知識や技能を習得するのはもちろんですが、同様に、人との良好な関係を築くためのコミュニケーション能力を身に付けることも大切です。同級生だけでなく、先輩や先生方にも沢山声をかけて、質問や相談など何でも良いので話をすることで刺激を受けてください。話した分だけ自分の世界が広がりますし、社会に出てからもその習慣が役に立つと思います。