2010/12/15


中山先生ご受賞記念写真

本学科の中山英久講師が、IEEE Global Communications Conference 2010 (IEEE GLOBECOM 2010)での発表論文にて、Best Paper Awardを受賞しました。受賞論文名は
"Gateway Selection in Multi-hop Wireless Networks using Route and Link Optimization"
です。IEEE GLOBECOMは、IEEEのCommunications Societyが主催する国際会議で、電気通信技術関係の会議としては最大級であり、日本国内では多数の研究機関からの発表があり、最重要な国際会議として位置づけられています。

受賞した研究内容について、お聞きしました

アドホックネットワーク上でのモバイルシンクに関する研究を行っております。アドホックネットワークのインターネットへの接続点を考慮するプロトコルを改良検討する中で、アドホックネットワークのインターネットへの接続点について、データ通信に関する定式化に取り組んだところ、平均リンク利用率と平均ネットワーク容量の両方のパフォーマンスが向上するような面白い結果が得られました。

受賞に至るまでの経緯について

Best Paper Award の賞状

3月中旬に研究成果をIEEE Globecom 2010へ論文投稿し、査読という審査をうけました。そして、7月始めに査読の結果として論文受理の通知がありました。その後、しばらくしてから受賞の連絡が入りました。これまでに数回、論文受理はされましたが、Best Paper Awardの受賞は初めてです。
(今回は、4,614本の投稿論文があり、テクニカルセッション(Symposia)の論文採択率は約35%。そのうち、査読スコア優秀な上位 0.5% がノミネートされ、9名からなる独立したBEST PAPER AWARD COMMITTEEでの投票結果、11本の中の一つとして中山先生の発表論文が選ばれました。なんと、0.2%の狭き門の栄冠です!!)

受賞に当たって高校生諸君に一言

与えられた勉強(課題など)をこなすだけでは、新しい科学を創造することはできません。総合的な人間力を高める努力を怠らず、頭と体をフルに活用して広い視野で物事を見るようにすれば、きっといろんな可能性が生まれ、道が開けるものだと信じてよいと思います。東北工業大学は、東北大学と先生同士の交流が活発です。岩崎先生(本学理事長)を初めとした
世界一級レベルの研究に携わる先生から、直接に教育をうける機会が得られることは、本学
の大いなる魅力かと思います。ぜひとも本学の門をたたいてみてください。